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心(精神)

マインドフルネス・意識はすべての根源

マインドフルネス (mindfulness)

「マインドフルネス」とは、自分の気持ちを“今、この瞬間”に意図的に向けて、現実をあるがままに知覚すること、あるいはそうした心の状態を体得するためのトレーニングを指す言葉です。メンタルヘルスを整え、創造性や集中力を発揮するためには、“今、ここ”に意識を集中し、とらわれているネガティブな感情や思い込みから離れることが有効だと考えられています。これは仏教の瞑想(めいそう)法に由来する概念で、欧米では1970年代頃からストレスに対処する技法として普及し始めました。近年はうつ病の再発防止を目的とする心理療法に導入されるなど、医療や教育、人材開発の現場でも注目を集めています。

マインドフルネスの3要素

【本来の意味】
「充分に注意を払っている心の状態」(=マインドフルな心の状態)

【仏教的な意味】
「サティ(念)」(歴史のある時点で付加されたが、今は排除されている)

【心理学的な意味】
「完全な注意を、判断を加えずに、現在、経験している考え、感情、そして感覚のみに集中させる」というテクニック。及び、そのテクニックを使って維持されている心の状態。

 

仏教的な意味の経緯

「念」=「マインドフルネス」

「マインドフルネス」に仏教が関係するようになったのは、19世紀です。1881年にトーマス・リズ・デービッズが、『東方聖典叢書』第11巻として、パーリ語で書かれた『仏教の経典(Buddhist Suttas)』を、翻訳する際、「サティ(sati)」→「マインドフルネス(mindfulness)」と英訳したのが最初です

(※ パーリ語とは、テーラワーダ仏教の経典に主に使われる言語で、

「サティ(sati)」とは日本語では「念」と訳されます。)

『仏教の経典(Buddhist Suttas)』のは、「Right Mindfulness(正しいマインドフルネス)」という記述があります。「Right Mindfulness(正しいマインドフルネス)」とは、「八支正道(Noble Eightfold Path)」という8つの教え「正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定」の7番目、「正念(sammā-sati, サンマ・サティ)」に当てられた訳語です。

ブッダは「八支正道」を「苦しみから解放されるための道」(道諦)として説いたと言われています。「正念(正しいマインドフルネス)」とは、「苦しみから解放されたい」という目的を叶えるための手段の一つとして理解され、広まったと考えられます。

ちなみに、日本語で「ここが正念場だ、集中して頑張ろう!」などと使われる「正念場」という言葉は、仏教の「正念」から来ています。

「念」=「常に落ち着いた心の活動」

さらに『仏教の経典(Buddhist Suttas)』の次のページでは、「サティ(念)」そのものについての説明があります。

「正念」における「念」とは、本来は「記憶」という意味だが、仏教においては、「注意深く、思慮深い」という意味で使われ、良い仏教徒になるために最も頻繁に教えこまれる義務の一つである。「常に落ち着いた心の活動」のことである。(引用者訳)

つまり、「サティ(念)」という仏教の教えを、西洋人が英語で理解しようとした時に、一番ピッタリくる言葉が「マインドフルネス(mindfulness)」だったわけです。こうして、「マインドフルネス(mindfulness)」は、仏教界で「サティ(念)」の英訳語として定着し、仏教が東洋から西洋へ広まっていくにつれて、「苦しみから開放されるための修行、メソッド=瞑想」といった意味を帯びて、浸透していきます。

心理学的な意味が加わるきっかけ

「マインドフルネス」が仏教という枠組みを超え、一般的な生活を送る人たちのストレス対処策として広まることになったのは、ジョン・カバット・ジンの功績がきっかけです。

ジョン・カバット・ジン(Jon Kabat-Zinn)

「マインドフルネスストレス低減法(Mindfulness-based stress reduction)」という、慢性的なストレス症状を緩和するためのプログラムを開発し、瞑想やヨーガを、臨床医療の現場に適用して、最初に成果を上げた人物として広く知られています。

彼は、マサチューセッツ工科大学で分子生物学の博士号を取得した後、州立大学のメディカルセンターで勤務していました。ただ、「周りにはほぼ全てが揃っているのに、内面には何も無い」といった、空虚な感覚をずっと感じていたため、22歳の頃から瞑想や坐禅に取り組んでいたそうです。そしてあるとき、仏教瞑想の合宿(リトリート)に参加した際、「マインドフルネス」の理論と実践を、病院という現場に導入することにしました。

ストレス低減クリニック

そのアイディアを元に、ジョン・カバット・ジンは、1979 年、マサチューセッツ大学医学部にストレス低減クリニックを開設します。

そこで「ストレス対処およびリラクセーション・プログラム(Stress Reduction and Relaxation Program)」という、8週間のプログラムによって、10年間で約4000人、25年間で約1万6000人 の患者を指導しました。宗教的な修行としてではなく、一般市民のストレス緩和や身体症状改善のために、瞑想やヨーガをメソッド化して適用し、そして実際にストレス症状が緩和ししました。

マインドフルネス・ムーブメント

1993年、「ビルモイヤーズの癒しと心(Healing and the Mind, with Bill Moyers)」というアメリカの公共テレビ番組で、ジョンのクリニックが取材されたことがマインドフルネス・ムーブメントの発端となりました。

ジョン・カバット・ジンは、「マインドフルネス」を次のように定義しています。

『マインドフルネスとは、意図的に、今この瞬間に、判断せずに、注意を払うこと』

この定義には、重要なポイントが3つ含まれています。

  • 「意図的に」注意を払う
    普段、ほとんど無意識に行っていること、たとえば歯磨きのような行動にさえ、注意を払う、という意味です。
  • 「今この瞬間に」注意を払う過去を後悔したり、未来を心配したりするのではなく、「今この瞬間」に起きている自分の内面や周囲の現実に対して、注意を払う、という意味です。
  • 「判断せずに」注意を払う
    好き・嫌いや、先入観や、価値観といったフィルターを通さずに、ありのままの現実を受け入れる、という意味です。

「マインドフルネス」というテクニック

ジョン・カバット・ジンの定義に含まれる3つのポイントを満たした心の状態が、すなわち、「マインドフルネス」です。そして、瞑想やヨーガを取り入れた「マインドフルネス瞑想法」は、「マインドフルネス」という目的を達成するためのテクニック、つまり手段、だったわけです。

ところが、マインドフルネス・ムーブメントによって、「マインドフルネスを目指すテクニック」も「マインドフルネス」と呼ばれることもある、というのが現状です。

宗教的要素を排除したグーグルの「マインドフルネス」

「宗教的要素を排除したマインドフルネス」を組織として導入している、最も有名な事例の一つが、Googleの「サーチ・インサイド・ユアセルフ」です。

2007年、元Googleのチャディー・メン・タン氏は、「サーチ・インサイド・ユアセルフ(Search Inside Yourself)」という人材育成プログラムを立ち上げました。

「マインドフルネスに基づくEQカリキュラム」とも呼ばれ、『EQ』の著者ダニエル・ゴールマンと、ジョン・カバット・ジンの両氏が、その開発チームに加わりました。

Googleでのマインドフルネスのもう一人の牽引者、ビル・ドウェイン氏は、マインドフルネスから宗教的な要素を排除して、社内外の誰でも取り組めるような内容にしました。

その結果、「サーチ・インサイド・ユアセルフ(Search Inside Yourself)」は、「ボディ・スキャン」や「歩く瞑想」など、マインドフルネスストレス低減法の正式なエクササイズに加えて、実に多彩で独創的なカリキュラムになりました。世界の全ての人々が、それぞれの事情に合わせて適用できるようなコンテンツに拡げていくメソッドになりました。

まとめ

本来の意味

「充分に注意している心の状態」など。

「注意している、心がけている、記憶しておく」といった意味の「マインドフル(mindful)」に、状態を表す「ネス(ness)」が組み合わさった言葉。
16世紀頃から一般的に使われていた。当時のスペルは、”myndfulnesse”、あるいは、”mindefulnesse”。

仏教用語としての意味
「念」というブッダの教えを英語に翻訳する際、使われた言葉。

心理学用語としての意味

  • 心の状態
    ジョン・カバット・ジンの「意図的に、今この瞬間に、判断せずに、注意を払うこと」という定義を満たすような心の状態。
  • テクニック
    ジョン・カバット・ジンが医療分野で成果を上げた「マインドフルネスストレス低減法」をベースにした、瞑想やヨーガを取り入れたエクササイズ。企業内での人材育成や学校教育への導入が広がっている。

マインドフルネスの効用

◆心が穏やかに安定する
イライラ、怒り、不安、焦燥感などが無くなる

◆前向きな意識になる
積極的、肯定的、プラス志向

◆自律神経系・ホルモン系が安定する
疲れにくい、睡眠が快適になる
内臓器官全体の機能が安定する
自律神経・ホルモンは心と直結しているため、精神安定を促す
精神疾患が減る

◆健康レベルが上がる
自然治癒力が高まるため、病気が治りやすくなる

◆学習能力が上がる
集中力が高まり能率向上
記憶力・思考力・判断力が高まる

◆スポーツ能力が高まる
身体能力、運動神経、直観力等が向上

◆感性が高まり、アートの分野で能力が発揮される
演奏、作品、表現力等のレベルが上がる

◆美容に効果
肌がきれいになり、表情が明るく豊かになる

◆老化抑制
代謝が上がり、老化物質が発生しにくくなる

◆仕事の能率が上がる
脳力、集中力、思考力、身体能力、感性などが高まり、能率が上がり、ミスが減る
短時間に、良い仕事ができる⇒ 生産性が上がる

◆ビジネスがスムーズに運ぶ
意識の影響がプラスに働く結果、周囲の関係者に良い影響を与えて成果が上がる
⇒ 売上げが上がる

◆アクシデントが減る
自転車、バイク、車、電車、スキー、スケート、山、海、スポーツ etc.

◆争いが減る
心が安定するため

 

意識はすべての根源

健康と幸せは万人の願い

人はだれでも、様々な夢や願望を抱いて懸命に生きています。安らぎ、健康、人格向上、能力高進、成功、豊かで平和な暮らしなど、限りなく願望を持っています。果てしない願望が次々現れるのは、心からの喜びや幸福感を感じたい、真の永続的な満足感を得たいという思いが根底にあるからです。全ての人の共通の思いです。

ところが過去から現在に至るまで、人々は、内なる思いと逆行する現実に直面し苦しみ続けてきました。高度に発達した現代社会は、きわめて便利で豊かな時代になりました。一方では物質的豊かさと引きかえに、もっとも大切な健康と幸せを失うことになりました。人にとって最も大切なものを失い、表面的・一過性の空虚な幸せを手にして一時的な満足感に浸っていることに、今日の人々はようやく気づきはじめてきたようです。早く『真実』を知り、羅針を正さなければ人類全体が、取り返しのつかない方向へ進んでいってしまいます。この世で最高の英知を持っているのが『人』です。皆で力をあわせれば、流れを変えることができるはずです。

 

核心意識がすべてを現象化する

今日ほど環境や生活が不調和になってきたのは、人々が自己の欲望と目先の充足感だけを追って走ってきた結果です。そこから、あらゆる摩擦、争い、アクシデント、内的トラブルなどが、際限なく発生し拡大の一途をたどってきました。その根源は、一人一人の心の核心部にあるのです。

健康と病気、幸せと不幸は、日常生活の反映です。健康と幸せは、体力、知力、権力、金力など能力や力で得られるものではありません。自らの努力で真の生き方に気づき、生活を根底から改めることでしか得ることはできません。生き方の根源は、心です。意識がすべてを決定するといっても過言ではありません。意識の調和をベースに、生活全体を調和の方向に改善していくことです。

意識は、複雑な多重構造を形成しています。通常の現実的認識ができる部分を、意識といいます。その奥には、認識できない無意識の世界が大きな位置を占めています。ここは、巨大な容量と力を持っています。さらに奥には、深層部があります。そして、最も中心に意識の核の部分があります。ここは、完全調和の心です。核の部分から表層まで、感情が重なって縦軸を形成しています。心を調和させるということは、意識全体をプラスの方向に揃えるということです。

通常は表層の意識の部分だけでものを見、考え、判断しています。その時、同時に無意識層が働いていることに自覚がありません。しかし、人の心は無意識層の働きが大半を占めています。実際には、無意識の中で物を見、判断しているのです。無意識が、主体で心は動いています。これを無視することはできません。

心身の健康をはじめ、学習、スポーツ、医学、教育、育児、政治、経済、趣味、人間関係など、生活のあらゆる面に大きく関わっています。知的、肉体的、技術的、感性的全ての機能、行動においてベストの結果を得るには、意識の働きを知ることが不可欠です。意識の作用は、人の想像をはるかに超えています。

 

意識の影響力

多くの人が、健康を求めて努力をしています。少しの努力で、短期間にどんどん健康になっていく人もいます。大変な努力を長期間続けても、思うように健康になれない人もいます。長年の間、健康を願ってひたすら努力していたにもかかわらず、病に苦しみながら去っていく人が後を絶ちません。長年、厳しく食養を実践していたのに、癌や心臓病になってしまったという人がいかに多いことでしょうか。意識の存在を、軽視してきた結果です。

食養を確実に実践しながら意識をコントロールしていくと、少ないエネルギーと短い期間で高いレベルの健康を得て、これを維持することが容易になります。食と意識を完全にコントロールすることができれば、どんな難病であっても完全な健康を取り戻すことが充分可能です。

医療の現場では、医師の意識が患者に大きく作用し、治癒力の差になって現れます。難病が容易に治ったり、軽い病気でもなかなか治らないこともあります。また、患者自身の意識の持ち方によっても、大差が生じます。場合によっては、生死を分けることもあります。

教育現場では、教師の意識が生徒の意欲、能力、集中力を、大きく左右します。どれほど優れた教育方法や教材より、教師のプラス意識の方が、生徒を活かし伸ばしていくことができます。同時に、生徒自身の意識が重要です。教師と生徒双方の意識がプラスの方向に向けば、学習効率は大幅に上がります。

妊娠中や育児中の母親は、意識のあり方がもっとも重要です。子は、母親の意識如何で一生を大きく左右されます。母親の普段の思い、感情の動きなど精神状態のすべてが、子の心の奥底に移行していきます。深層の意識にインプットされた膨大な情報は、子の能力、感性、考え方、人間性のベースになっていきます。母親の責任は、実に重大です。

スポーツの世界では、意識のコントロールが必須条件です。普段の練習も本番の時も、リラックスと意識のあり方が、成果を大幅に左右します。練習時、意識をコントロールしてリラックスし、上達の意識を深層にインプットしておくと、飛躍的な能力アップにつながります。本番では、持っている能力を何倍にも発揮させることができます。一流のスポーツマンは、例外なく意識コントロールをマスターしています。

経済界においても、意識が大きく影響します。昨今のような熾烈なビジネス戦争の中ではただひたすら頑張るだけでは、もはや通用しない時代になりました。現代ビジネスは、情報やアイディアなど無形の資本が重視され、さらに意識がもっとも重視されるようになってきました。ことに、トップの意識は重要であり、それが組織全体に確実に反映して、全員の意思と行動を左右します。

科学、政治、文化の世界も、意識によって大きく動かされます。意識次第で羅針は方向づけられ、良くも悪くも進んでいきます。

人間関係においては、意識がすべてといってもいいでしょう。どれほど美しく心地良い言葉も、いかに優しく美しい行為も心が伴わなければ無に等しいものです。深層にある心(下意識、本心)が真実です。言葉や行為と下意識との間にギャップがあれば、心にあるとおりの現象が現れます。現象は、常に本心のみが映し出されます。思いやりの言動も、心の底から湧き出た自然なものでなければ無意味に等しいでしょう。心の伴わない親切は、迷惑になることもあります。やっかいなことに、自分自身でも本心か建前かが区別できず、錯覚による思い込みをしているのが人の常です。意識と無意識のギャップが、さまざまな不幸の元凶です。人間関係は、互いの心の反映です。本当に良い人間関係を築こうと望むなら、「真実の心」が何より大切です。

 

意識の自己コントロール

意識のメカニズムを正しく認識し、自在にコントロールできれば、真に満足できる良い生き方の最短距離を進むことができます。

人が心で何かを思うとき、1000億個の脳細胞では、複雑な電気的物理現象と化学現象が起こっています。この脳細胞の活動は、神経系と血管系を通じ全身の細胞に作用して影響を与えます。身体各部の器官からは、神経系を通じて情報が送られ、脳に影響を及ぼします。心理活動は脳が深く関与しているため、体全体とも関わってきます。

意識と深い相関関係にある脳を健全に保つことは、意識をコントロールし整えるためにも大変重要です。脳の機能が低下すると、精神状態を整えることが難しくなります。脳細胞に異常が起これば、精神は不安定になり異常をきたすこともあります。

脳細胞を健全に保つには、食生活を整えて良質な血液を脳細胞に送ることが最も重要です。また、様々な化学物質、重金属、環境、電磁波、呼吸、姿勢、運動、ストレス等も、脳に深く関与しています。